第17回あそび万博

受講期間:2022年3月31日まで

講座内容:

講義「対話のよびかけ」
柳沢治信さん
(少年少女センター全国ネットワーク代表)


講義「子どものからだと心」
野井真吾さん
日本体育大学教授。子どもの”からだ”にこだわった研究を長年続けてきている。「子どものからだと心連絡会議議長」


講義「芸術・文化と子どもの遊び」
ただじゅんさん
ただじゅん企画主宰。自然豊かな土地、民話のふるさと、民俗芸能の盛んな土地で育つ。横浜おやこ劇場の青年部でこどもたちと遊びやキャンプなどの活動をする。荒馬座、劇団風の子を経て独立。

受講方法

  • 参加費入金確認後にgoogle classroomへの参加招待を登録されたメールアドレス宛に送付します。(googleアカウントが必要です)
  • googleにログイン済みのブラウザで、google classroomに入り、「クラスコード」を入力して参加してください。
  • 3本の講義動画を視聴し、レポートを記入して「送信」してください。
  • 受講期間中(2022年3月31日まで)は何回でも視聴可能ですので、お時間のあるときにじっくりとご視聴ください。

参加対象および参加費

高校生以上:1人1000円
11月20日・21日に開催した第50回子どもの組織を育てる全国集会に参加された方は無料で受講できます。
申し込み後の返金は受け付けません。

振込先

  • 郵便振替の場合 00140-1-44067
  • ゆうちょ銀行の場合 ぜろいちきゅう店 普通 0044067
  • NPO法人東京少年少女センター

申込方法

参加申し込みフォームよりお申込みください。
申し込み後速やかに申込者名で参加費1人1000円をお振込みください。

定員は150名です。定員になり次第締め切ります。
3月31日までが受講期間となります。3月20日までには申し込み受付を完了してください。

複数で視聴・参加する場合もお一人ずつの申し込みが必要です。団体での学習についてはお問合せください。

よびかけ

コロナ禍での苦しみ

1年半以上におよぶ新型コロナ感染症禍で、子どもたちの生活も地域での活動も大きな制約を受けました。感染への不安だけでなく、私たちをより苦しめたのは、「この時期に活動することで何を言われるかわからない」「もし何かあったら責任をとれないし、活動そのものがつぶされるかもしれない」という絵も知れぬ恐怖感でした。

子どもの成育にかかわる医療機関や医師が「子どもへのリスクは小さい」「それ以上に心のリスクが大きい」と指摘したり、文科省やさまざまな育成団体が「外あそび」「運動あそび」はコロナ禍においても必要とアナウンスしても、それ以上の不安が渦巻き1歩前に踏み出すのをためらわさせました。

合意形成の難しさから、気まずい関係になったり、思うように動けないという声もあちこちから聞こえてきました。

苦心・苦労を交流することで

そんな中でも、「友だちと遊びたい」「気兼ねなくおしゃべりしたい」「身体を動かしたい」という願いをなんとか実現しようという工夫と努力が重ねられてきました。
オンラインでの遊び会や団会、換気のいい屋外での遊び会が各地で開かれ、多くの子どもたちがカラカラに乾いたのどをうるおすように集まり、笑顔をとりもどしていきました。

誰もが経験したことのない事態に生きる子どもと私たち。子どものからだと心に何が起こっているのかを学び、実践の力にしていくことがだいじです。

子どもの権利を前に進めるために

子どもの権利に関わってもこの数年で大きな動きがありました。児童福祉法に権利条約が明文化されたり、子ども条例の制定が地方自治体で進んだり、子ども基本法の制定の動きもはじまっています。コロナ禍直前の2019年に国連子どもの権利委員会が勧告した「子どもがその子ども時代を享受」できる社会を作っていくチャンスが目の前にあります。

新しい子ども時代の希望を

コロナ禍での実践からその真価を探り出し、遊びと仲間が豊かに育つ「子ども時代」を作る希望を探りましょう。

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